「感極まって泣く」と
脳内で「セロトニン」という物質が
分泌されます。
■セロトニンとは?
喜怒哀楽といった人間の感情が
暴走しないように調節する物質。
楽器がうまく調和するように動く
コンサートの指揮者を
イメージしてもらうと
しっくり来るかもしれません。
このセロトニンがうまく分泌されないと
感情の波長が不安定になり
いわゆる「うつ症状」などの
精神的な失調が出てきます。
人間が涙を流すシーンは
①目を保護するために自然と流れる
②ワサビ等の刺激により反射的に出る
③感極まって泣いてしまう
に大きく分かれます。
そのうちセロトニンが最も分泌されるのは
「③感極まって泣いてしまう」です。
ただ感極まって泣くことでも
セロトニンの分泌は期待できますが
せっかくならセロトニンがたくさん出る
泣き方をしたいですよね。
セロトニンをたくさん分泌させるため
泣き方のコツは、たった1つ。
「思いっきり泣ける状態で泣くこと」です。
泣くことを我慢すると
その我慢がストレスとなり
うまくセロトニンが分泌されません。
時間に余裕があるとき
誰にも見られていない状態で
映画でも何でもいいので
泣けるネタを用意して何も気にせず泣くと
セロトニンの大放出となります。
■泣くと他にもこんな効果が。
感情の変化により涙を流しているときは
リラックスしている時と同じような反応が
カラダに起きます。
泣きつかれて寝てしまう子どもは
泣いたことでカラダがそのまま
リラックスモードになり
カラダのスイッチが
オフになったと考えられます。
■まとめ
現代はストレス社会で
体は常に興奮状態の方が多いと思います。
精神的に疲れている方も多いでしょう。
世間的に「泣くこと」は
情けない、かっこ悪いという
イメージがありますが
うつ症状などが多い現代人には
泣くことが足りていないのかもしれません。
堂々と人前で泣くのは
確かに良くないのかもしれませんが
泣けるネタ
泣ける時間・空間を用意して
思いっきり泣くことも時には必要だと
私は思います。
このブログの元ネタとなった
イズカーマサヨさんの記事は
■楽しいことを創造する
楽しいことツクルンダー
センキューオオノ
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