鍼灸が「一時しのぎ」なら「根本治療」とは何なのか?

セルフケア

鍼灸は一時しのぎであるという話を

先日お話しました。

 

鍼灸は根本的な原因を除去する

治療法ではなく

症状を改善するための

一時的処置に過ぎません。

 

「そんなことない!鍼灸は痛みの原因を

しっかりと除去します!」

 

とおっしゃる鍼灸師の方も

いらっしゃると思います。

 

確かに、鍼灸で痛みの原因へ

アプローチすることは可能です。

 

しかし、痛みの「原因のそのまた原因」

を取り除くのは、原則

利用者さん本人になります。

 

具体的に言うと

長時間のハードな仕事が原因で

筋肉が凝り固まり

腰を痛めてしまった場合。

 

筋肉の凝りに鍼を打ち

腰痛を治療することは期待できますが

鍼灸で長時間のハードな仕事を

取り除くことはできません。

当たり前の話ですが。

 

そして「原因のそのまた原因」は

仕事、付き合い、経済的理由などで

一般的に取り除くことが難しいものです。

 

利用者さんの

自然治癒力(免疫力や再生力)が高ければ

鍼灸だけで取り除くことが

可能な場合もあります。

 

しかし、全ての利用者さんが

高い自然治癒力が

備わっているとはいえません。

 

ではどうすればいいのか。

 

それは「原因のそのまた原因」に対し

セルフケアを行うこと。

 

セルフケアとは?

例えば、肩が凝るなら肩のストレッチを。

 

ハードワークなら

しっかり体がリセットできる

食事や入浴、生活習慣を。

 

というように

それぞれの症状の

「原因のそのまた原因」に対して

利用者さん自身が症状の治療に

加わっていただくことが

例として挙げられます。

 

せんねん灸を使った

セルフケアもおすすめです。

 

せんねん灸の関連記事は

こちら

 

 

セルフケアは

自然治癒力を高めたり

「原因のそのまた原因」の悪化を

予防する効果があります。

 

鍼灸だけでも症状へアプローチできますが

鍼灸で症状を改善し

セルフケアで原因を改善することで

元気で健康なライフサイクルを

作っていくことを私はお勧めします。


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