先日ボツリヌス菌に関して
ブログを書きました。
記事は こちら
■ボツリヌス菌が作る毒素を使って
筋肉の緊張をとる治療法がある。
ボツリヌス菌が作る
ボツリヌストキシンという毒素は
筋肉をゆるゆるの状態にしてしまう
作用があります。
このゆるゆるにしてしまう作用を利用し
筋肉のけいれんを抑えたり
筋肉が固まって
動かなくなってしまった人の筋肉の
緊張を和らげたりする
ボツリヌス療法という治療法があります。
ボツリヌストキシンを
ボツリヌス菌が作るタンパク質と
訳す人も多いですが
ボツリヌス=ボツリヌス菌
トキシン=毒素
と直訳することができるので
毒素には変わりありません。
■ボツリヌストキシンを注射したら
やばいんじゃないの?
注射するボツリヌストキシンの量は
通常であれば致死量の
数パーセントから数十パーセントなので
一般的には死に至る可能性はありません。
しかし、一時的な倦怠感や無力感
食べ物がうまく飲み込めないといった
副作用もあるようです。
ボツリヌス療法に関しては
安全性は確認されているようですが
毒素にどれだけ理解があるかと
どれだけ効果を期待したいかなど
考えたうえで選んだほうが
いいのでなないかと思います。
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