「こないだぎっくり腰で整形外科に行ったら
なんか胃薬処方されたんだけど」
「別に胃なんて痛くないのに」
というお話を
利用者さんから聞くことがあります。
▼よく処方される胃薬の名前
・タケプロン
・ムコスタ
・レバミピド
・ガスター
・セルベックス
などなど
■なぜ胃薬が処方されたのか。
ロキソニン、ボルタレンなどの痛み止めは
体が痛みを感じる物質(発痛物質)が
体内で作られるのを抑える作用があります。
体が痛みを感じる物質が少なくして
痛みを抑えるわけですね。
反面、このタイプの痛み止めは
副作用として胃酸をたくさん出してしまう
という副作用があります。
この副作用でたくさん胃酸が出てしまうと
胃潰瘍になることも考えられます。
そのため痛み止めと一緒に
胃薬が処方されるわけです。
空腹時に痛み止めを飲んではいけないという
注意点があるのも
胃潰瘍になることを予防する為です。
「ぎっくり腰なのに胃薬とか
しっかりと話を聞いてくれているのかなぁ」
と不安になる人もいらっしゃるのですが
上記の理由から胃薬が
ぎっくり腰に処方されることは
おかしなことではありません。
「胃薬とか処方するなんて何なんだろう。
かかりつけのお医者さん変えようかな」
と考えている人がいらっしゃれば
ぎっくり腰に胃薬が処方されることは
別に悪いことではありませんので
考え直してもいいと思います。
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