手を使った揉み、押しなどのことを
「手技(しゅぎ)」と言います。
現在、手技自体はさほど勉強しなくても
仕事にすることができてしまいます。
手技を大きく2つに分けると
知識技術を国が定めた規定で
しっかり研鑽した
「国家資格所有者」が行う手技と
規定された研鑽を積んでいない
「無資格者」が行う手技に
分けることができます。
例を挙げると
ラーメンは素人でも作れますが
調理師が作るラーメンと
そうでない人が作るラーメンが
あるようなイメージでしょうか。
必ずしも
調理師が作るラーメンが美味しくて
そうでない人が作るラーメンが
美味しくないということがないように
国家資格所有者が行う手技が
質の良いもので
無資格者の行う手技が質の悪いもの
というわけではありません。
■じゃあなにが違うの?
違いは大きく2つあります。
■①国家資格保有者は
健康保険を使った
在宅マッサージを提供できる。
お医者さんの同意が必要ですが
国家資格所有者は
通院の難しい寝たきりの人など
これ以上、筋肉や関節が
悪くならないようにする手技である
在宅マッサージを行うことができます。
■②国家資格合格という
一定の水準をクリアしている
信頼性と安心感
あん摩マッサージ指圧師の資格所有者は
国の定めた水準以上の
知識・技術をもっているという
ひとつの証として考えてよいでしょう。
■治療を選ぶ知識を養っておこう
リラクゼーション、エステ、整体など
巷にはたくさんありますが
そのほとんどがいわゆる
「無資格者」になります。
加えて
ハンドマッサージ
ヘッドマッサージ
足つぼマッサージ
タイ古式マッサージ
なども無資格が多く
本当は名乗ってはいけないのですが
なぜか黙認されているのが現状です。
場所、人にもよりますが
体を良くしようとしたつもりが
余計に悪くなることもあり得ます。
無資格者は、良くわからない民間資格で
ごまかして身を固めている場合も
多くあります。
大切なあなたのカラダですから
しっかりと身を任せられる治療家を
しっかり選べる知識と感覚を
養っておきましょう。
■楽しいことを創造する
楽しいことツクルンダー
センキューオオノ
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