人同士でもうまくいかないのだから
種族が違えば
なおさらうまくいかないことも。
雷にも動じず、愛想もそれなりで
今でこそどっしりと構えている
ひまわりですが
この子がうちに来たときは
それはもう寂しそうにしていました。
お母さん犬から離され
知らない人が2人いる部屋に連れてこられて
もう何がなんだか分からない状態
だったのではないでしょうか。
最初のうちは皿にあるエサは食べず
私や妻が手で取って与えないと食べない。
夜になると寂しさから遠吠えをしていたり
私たちにそっけない態度を取ったり
乱暴な態度を取ったりしていたひまわり。
そんな態度にイライラが募り
叱ってしまうこともしばしばありました。
「私たちは犬を飼う資格なんて
ないんじゃないか」
「お母さん犬のところに戻したほうが
いいのではないか」
と、毎日のように感じていました。
人間だって仲良しになるまでは
表には出さないものの多かれ少なかれ
様子を見たり警戒するのですから
言葉が通じない何も知らない子犬に
いきなり知らない人間を信用させること
いきなり家の決まり事を理解させること
そんなことは天才的な飼い主や
天才的なワンちゃんでなければ
難しい話だと思います。
いろんな経験をして
いろんな失敗をして
ワンちゃんと仲良くなっていくのも
悪くないですよ。
むしろ振り返ってみると
少しぐらい難儀だったことのほうが
思い出は色濃く残っている気がします。
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センキューオオノ
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