奇襲技という戦法をご存知ですか?
相手が予想しないような技を仕掛ける
戦法のことです。
スポーツで言うと
相撲の「猫だまし」や
野球の「スクイズ」などが
有名どころでしょうか。
奇襲技が効果を発揮する条件は
大きく3つ
①相手が油断している
②相手の心理の裏をかいた作戦である
③とっておきの作戦である
というような条件が挙げられます。
3つをまとめると奇襲技は
しょっちゅう決まる作戦ではない
という事が分かります。
そして、もうひとつ。
奇襲技は失敗したとき
逆にピンチを生むという
リスクも考えなくてはいけません。
使いどころがなかなか難しいのです。
この奇襲技と言う戦法
セルフブランディングでも
同じことが言えるのではないでしょうか。
普段、優しい人がたまに見せる毒舌
普段、ふざけてる人がたまに見せる真面目さ
普段、強い人が見せる弱い面
というように、普段の印象とは
違った面をたまに見せるのは
ブランディングとして
とっても効果的だと思います。
ただ奇襲技の効果に味をしめて
奇襲技を常用してしまうと
いろいろおかしいことになります。
毒舌を常用する=嫌な奴
真面目さを常用する=クソ真面目
弱みを常に出す=ネガティブ野郎
このように、味をしめてしまい
奇襲技を常用すると
かえってマイナスになってしまうことも
考えられます。
奇襲技で自分の首を絞めないように
バランスをとりながら
ブランディングをしたいものですね。
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