漢方薬の注意書きには
「食前に飲んでください」と
必ずと言っていいほど書いてあります。
何故かという事までは
あまりご存知で無い人も
多いのではないでしょうか。
漢方を食前に飲む理由は大きく2つ
①胃酸が少ない状態だと効き過ぎる
②大腸で初めて効き目を発揮する成分がある
①胃酸が少ない状態だと効き過ぎる
胃酸によってその働きを
あえて緩やかにすることで
いい感じに効果を出すことができる成分が
漢方薬には含まれています。
なので、いくら空腹であっても
胃酸を中和するような胃薬や
胃酸を押さえるタイプの胃薬と
漢方は飲み合わせ的にまずい場合があるので
勝手に胃薬と漢方を
一緒に飲むのはやめましょう。
②大腸で初めて効き目を発揮する成分がある
人間の大腸には腸内細菌がたくさんいます。
その腸内細菌に分解されて
初めて効き目が現れる成分が
漢方には含まれています。
胃が空っぽでないと
食べ物をゆっくりと消化しながら
大腸まで流れていくので
漢方の効き目が現れるのが
遅くなってしまうことがあります。
以上の2つの理由から
食事の前に漢方を飲むことが
推奨されているわけです。
漢方だからといって
何でも安心安全なものではありません。
正しく飲み方で飲むようにしましょう。
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