■トリガーポイント鍼治療とは
「トリガー=引き金」
つまり、痛みの引き金となっている
部分をトリガーポイントと呼び
トリガーポイントに鍼をすることで
痛みを取り除く鍼治療が
トリガーポイント鍼治療です。
ツボという概念とは違う
筋肉にできた痛みの原因を
鍼で狙っていくスタイルです。
■鍼を刺す本数が多い。
流派や考え方によって
鍼を刺す本数も様々です。
私は1回の施術で
40本以上の鍼を打ちますが
これは比較的にかなり多いです。
中には
1本だけで施術する流派もあり
刺す本数は鍼灸師の考え方で
大きく変わります。
■なぜ多くの鍼を打つのか。
鍼をすることで
痛みやコリの親玉を仕留めたとしても
残党が残っている状態では
また再び親玉が復活したり
残党がいろいろ悪さをしかねません。
「どうせなら残党まで退治」
という考え方から
鍼をたくさん使うスタイルになりました。
■何とも言えない響くような感じを伴う。
「響き」と呼ばれる
ジワーンとしたような感覚や
ズーンとしたような感覚など
何とも言えない重い感覚が伴うのが
トリガーポイント鍼治療の特徴です。
一般的にズーンとした感じが強く出たほうが
効果が高いと言われていますが
このズーンとした感じは
痛いと感じる人も居れば心地よく感じる人も居ます。
個人差や好き嫌いの問題もありますし
無理に「響き」を我慢すると
かえって体に力が入り
余計に体が疲れてしまいます。
響きの度合いは
こちらで調節できますので
響きは感じるけれど
体に力が入らない程度で
施術を受けていただくことが
オススメです。
■こんな人におススメ
・整体やマッサージでは物足りない。
・一度にガッツリ治したい。
・体をしっかり休ませるようにしたい。