【灸治療のよくある質問】
- お灸はやけどしないの?
- どうしてわざとお灸でやけどをさせるの?
- お灸でやけどするのは嫌です。
- せんねん灸の灰は落ちないの?
- 鍼灸師がするお灸はせんねん灸となにが違うの?
- お灸をするとどんな効果があるのですか?
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■お灸はやけどしないの?
■お灸はやけど(低温やけども含む)
にならないのですか?
お灸でやけどすることはありますし
やけどをさせる目的として
お灸をする場合もあります。
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■どうしてわざとお灸でやけどをさせるの?
お灸でできたやけどには
血液の免疫部隊である白血球を増やす
効果が期待できます。
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■お灸でやけどするのは嫌です。
必ずしもやけどを作らないと
お灸は無効かと言うとそうではありません。
チリっとした熱さを感じれば
それでカラダに熱刺激が入っている
サインになります。
我慢できないほどの熱さを感じなくても
血流改善などの効果が期待できます。
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■せんねん灸の灰は落ちないの?
多少は平気ですが
動くと落ちることがあります。
楽な姿勢でセルフケアを
行っていただければと思います。
■鍼灸師がするお灸は
せんねん灸となにが違うの?
鍼灸師の行うお灸にも様々なものがありますが
せんねん灸は台座がついているものですが
鍼灸師が行うお灸は皮膚に直接据えます。
せんねん灸よりも熱がダイレクトに
伝わるという特徴を持っています。
また、鍼灸師のお灸は一つ一つ
手作業で作り出すので
熱量の調節、熱の伝わる範囲の調節を
行うことがが出来ます。
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■お灸をするとどんな効果があるのですか?
■お灸はどういったときにすればいいのですか?
お灸には
温熱刺激が血流を改善させ
白血球数を増やしたり
お灸の素材(よもぎ)の
薬効成分が作用し
カラダの自然治癒力を高めると
いわれています。
他にも昔からある有名なお灸としては
「逆子の灸」
「胃の不調の灸」
などがあります。
また松尾芭蕉の「奥の細道」には
芭蕉が足の疲れを取るために
セルフケアとして足の三里と言うツボに
お灸をしていたという
記載がされています。